🏃💨 【抜き打ち】もしもは「今」起こる!給食後の避難訓練を実施

本日、白馬中学校では、予告なしの抜き打ち避難訓練を実施しました。

今回の訓練を給食後の休み時間・歯磨き時間という、生徒たちが最もリラックスしている時間帯に設定したのには、大切な理由があります。災害は、私たちが最も「まさか」と思っている瞬間、気が緩んでいる時に起こるからです。

🚨 ざわつきから真剣な表情へ

訓練の放送が流れた直後は、休憩時間ということもあり、戸惑いやざわつきが見られました。これは想定内のことです。

普段の授業中とは違い、トイレにいる生徒、教室を移動している生徒、友達と話している生徒など、それぞれの場所で、「今、自分はどう動くべきか」を瞬時に判断する必要がありました。

しかし、時間の経過とともに、生徒たちの表情は次第に引き締まり、真剣な眼差しに変わっていきました。指示をよく聞き、速やかに、避難場所へ集合しました。

🔑 大切なキーワード:「自分の命を自分で守る」

今回の訓練では、以下の2点を強調して生徒たちに伝えました。

1.訓練は「本番」のつもりで

今日の「戸惑い」の経験こそが、生徒たちの身を守るための貴重な学びとなります。どんな状況下でも、パニックにならず、「自分の命は自分で守り抜く」という強い意志を持って行動できるかどうかが、生死を分ける鍵となります。

2.日頃の意識が未来の自分を守る

「まさか」は、いつか必ず起こります。

授業がない時、部活動中、登下校中など、どんな場面でも、「もし、今、災害が起きたら?」と想像する習慣が大切です。教室の避難経路、火災報知機の場所、身近な危険箇所など、日頃から安全に対する意識を高めて生活しましょう。

今回の訓練を通じて、白馬中学校の生徒たちが、災害に対する「備え」を新たにし、より一層、安全意識を高めてくれることを期待しています。