「日本の食文化」 2年生がお雑煮の多様性を探る!

日本の食文化を未来へ継承するために、私たちに何ができるでしょうか? 家庭科の授業で2年生は、「日本の食文化を知る」ことから学習をスタートさせてきました。


お雑煮に秘められた、ふるさとの知恵

生徒たちが学んでいるのは、お正月に欠かせない伝統料理「お雑煮」です。

地域によって多種多様な形を持つお雑煮は、日本の食文化の多様性を示す良い例です。生徒たちは、家庭や職員のふるさとのお雑煮を分析する活動を通じて、その違いの背景にせまりました。

  • 餅の形: 関東では角餅が主流ですが、関西では丸餅が一般的です。
  • 出汁・味付け: すまし汁(東日本や九州の一部など)、白味噌仕立て(関西など)、小豆汁(山陰地方など)と、地域によって味のベースが大きく異なります。 などなど

生徒たちは、一枚の地図の上で各地のお雑煮の違いを比較し、食を通して日本の奥深い文化の多様性を体感しました。この学びは、食文化継承への具体的な行動を考えるための、重要な一歩となるでしょう。